人は音楽を聴くと感動したり、心が癒されたりします。人には聴覚がありますが、お酒や食品にはありません。それではどのように食品や酒に音楽を聴かせればよいのでしょうか?
熟成段階での固形物や液体に音楽が持つ内容を振動に変え、エネルギーとして直接付与することがお酒や食品に音楽を聴かせたことになると考えます。
お酒や食品に音響振動を付与することで、味、香りがまろやかになり、品質の向上と製品価値を高めます。
音響振動はステンレス製などの醸造または熟成タンクにバイブロトランスデューサを装着し、音響振動を付与することにより、音楽再生時は熟成タンクがスピーカーとなり、朗々と工場全体に音楽を奏でます。この時、手を熟成タンクに触れると音楽の振動が手に響き、お酒や食品に振動として伝えている効果が実感できます。
音楽ソフトはダイナミックレンジの広い交響曲を使用しますが、工場に見学者が訪れる際には、来場者の年齢を考慮して地元の民謡や今、注目の音楽を流し、千元メーカーの存在感、イメージ、雰囲気の演出をされているメーカーもあります。
固体や液体にスピーカーで音楽を再生しても振動は伝わらないと考えるのが妥当と考えます。バイブロトランスデューサで音響振動を与えると、醸造段階には酵母菌の活動が活発になり、熟成段階ではアルコール分子に水分子が付着し、熟成が促進され、香り、味がまろやかになります。
音響振動熟成システムは、既に日本酒、焼酎(黒糖・芋・麦)、味噌、醤油などに活用されています。音響振動の付与は“まろやかさ”の品質向上と新たな商品価値を創造し、販売では高い伸びを示しています。
実際の生産設備(音響振動熟成設備)の設置例と、施工時の様子などをご覧ください。
※当該システムは、設置に際し打合せが必要です。
※実施面積により、システムや価格など変動いたしますので詳細に関してはお問合せください。
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