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人工透析チェア

株式会社タチエスパーツ
Getwell Vibromusic System
人工透析チェア

人工透析を受ける患者さんの不安解消を目的として、株式会社タチエスパーツと共同で開発いたしました。透析患者さんの不安や痛み、長期に渡る透析からの疲れ、社会活動への制限など、それらの心理負担を軽減すべく、心身のいやし、安らぎを通して快適にすごすことをコンセプトに開発いたしました。


音楽の聴取はヘッドフォンを使用し、更に腰と下肢、足裏の当たるところに音楽の低音域を身体に伝える装置(バイブロトランスデューサ)が付いており、患者さんは音楽を全身で体感することのより精神的安らぎ、安定感を享受しようとするものです。


体感音響は新技術により音楽信号を16Hzより振動再生を可能にしたバイブロトランスデューサ Vp6 と、振動音楽概念から成り立っています。透析治療安定、愁訴減少、血圧安定、穿刺痛緩和、腰・背痛軽減、鬱症状の改善などが報告されています。


人工透析チェア以外にも人工透析用のベッドパットシステムも開発されました。



【参考文献】
■会田美香、宗美千子、志水哲雄、北村 真、田中進一:透析患者に対する音楽療法 −フリッカーテストによる透析中の疲労度の検討− 日本バイオミュージック学会誌 1998, 12月 Vol.16, No.2 P187-193

■篠田知璋:芸術療法、慢性透析患者への透析中の音楽療法の試み 日本心身医学会誌(心身医学)1992, 2月Vol.32 第2号, P108-113

■表文恵、田島佳代、吉永徳江、浦出節子、原田美恵子、西村明子、尾副節子、下田俊文、春木谷マキ子、黒畑 功、豊中啓尹子:血液透析中における音楽療法の試み 大阪透析研究会会誌 1990,9月,8巻2号 P173-177

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